2025.11/15日号|ChatGPTで仮想のユーザーインタビューを行うメリットと注意点

●①AIリサーチを必要とするプロジェクトの制約条件:費用・情報
●②AIリサーチを必要とするプロジェクトの制約条件:文化・体制
●③仮想ユーザーインタビューの仕事価値:時短効果
●④仮想ユーザーインタビューの仕事価値:複利効果
●⑤仮想ユーザーインタビューの進め方:3ステップで行い、各段階にレビューを挟む
●⑥AI仮想インタビューの逆説的な価値:従来型調査の実施価値が上がる
菅原大介 2025.11.27
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AIを使ってAIに尋ねる仮想のユーザーインタビューについて、自身でも使いどころについて半信半疑の立場で来ていたのですが、今年担当したプロジェクトで「AIを使わないと間に合わない」場面を経験して以来よく使うようになりました。

そのプロジェクトではキックオフ翌週の会議までにペルソナ(複数ブランド同時)の制作・納品を行わなければならず、普通に考えると無理筋ながら、プロジェクトの完了目標から逆算すると確かにすぐにでも成果物が必要でした。

このように、プロジェクトのキックオフ直後に顧客理解・体験設計に関する重要成果物の制作・納品がある場合、戦略や要件を指揮するメンバーはすぐにでもユーザーのモデリングに着手してアウトプットする対応を求められます。

今回のレターでは、ChatGPTをはじめとするAIツールを使用して行う仮想のインタビューについて、もともと懐疑派だった私がどのように業務の中に位置づけているか、運用と向き合っているかについて共有したいと思います。

🔍リサーチハック 101(2025.11/15日号)「ChatGPTで仮想のユーザーインタビューを行うメリットと注意点」

●①AIリサーチを必要とするプロジェクトの制約条件:費用・情報
●②AIリサーチを必要とするプロジェクトの制約条件:文化・体制
●③AIを使った仮想ユーザーインタビューの仕事価値:時短効果
●④AIを使った仮想ユーザーインタビューの仕事価値:複利効果
●⑤AIを使った仮想ユーザーインタビューの進め方:3ステップで行い、各段階にレビューを挟む
●⑥AI仮想インタビューの逆説的な価値:従来型調査の実施価値が上がる

***

●新刊「仮説ドリブン・マーケティング」出版記念イベントのお知らせ

インタビューの発話分析ツール「toitta」(株式会社はてな)主催のセミナーで、プロダクト開発(ウェブサービス・業務システム)に従事する方々を対象に、仮説ドリブン+AIドリブンなリサーチナレッジの活用法をテーマにした対談を行います。

自身でも長らくリサーチ業務におけるAI活用を図りかねてきたのですが、このセミナーでは①時短②洞察③共有をトークテーマに、組織での調査データの管理・活用や報告・共有の場面における担当者の振る舞い方+AIの使いどころをお話します。

対談パートナーはtoittaのプロダクトマネージャー・米山さんです。時短・洞察・共有に関する6つのリサーチナレッジについて、ユーザーリサーチにおけるAI活用に長けた米山さんの知見を交えて業務課題を乗り越える方策を話し合う予定です。

▼【12/23開催|来場者限定特典つき】toitta主催|菅原大介氏 書籍刊行記念・特別対談 AIリサーチ時代に問われる「仮説力」
https://ja.toitta.com/blog/20251223_hypothesis-driven-marketing-event/

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