2026.11/01日号|開発テストの技法をリサーチ業務に応用する!📕『SHIFT流 AI時代のソフトウエアテスト』から得る能力開発のヒント
●②テストケースで実務要件を固める
●③テストのレベル・粒度を定義する
所属する会社でQAエンジニアとUXリサーチャーの対談記事を行った春先から、QAとUXの業務領域はかなり近づいてきており、中でもテストエンジニアリングの技法は、ユーザーテスト全般に携わるリサーチャーにとって越境型の能力開発になると感じています。
そのような動機から、ソフトウエアテストの知識を体系的にインプットしたいと思い、できれば技術解説だけでなくAI文脈も兼ねたものでと書店で棚を物色していたところ、SIer(開発ベンダー)のSHIFTさんが26年2月にそのものズバリな本を出版していました!

著者の株式会社SHIFTは、最近はAI開発による採用抑制で話題の企業で、四半期決算も市場で注目されるなど業界外でもよく知られています。本の内容も、全体の基調にAIを入れつつベーシックなテストスキルの知識と実践を扱っていてバランスが取れています。
品質関連のISOやテストのVモデルといった理論的なインプットはもちろん、単体テスト・結合テストなどテスト単位での解説もあります。類書だとこの1つ1つの技術紹介がさらに細かいのですが、むしろテスト実務に間接的に関与する立場には最適な構成です。
今回のレターでは、全4章から成る書籍の内容を各章ごとのポイントを押さえる形で、リサーチャーがテストスキルを強化するためのヒントをレポートします。それでも「テスト業務は関係ない」という方も、「AIの評価・検証」の視点からぜひご覧ください!
所属する株式会社アイスリーデザインにて、AI開発における評価・検証をテーマにしたオンラインセミナーを開催します。「ドッグフーディングで進めるAIプロダクト改善」と題して、開発初期に先行ユーザーからのフィードバックを得てAIシステム(MCPコネクタ)を改善した事例、またアクターというシステム開発シーンにおけるペルソナのような顧客理解アプローチについて私からお話します。昼の時間にオンラインで気軽に聞ける内容です。
🔍リサーチハック 101(2026.11/01日号)📕「開発テストの技法をリサーチ業務に応用する!『SHIFT流 AI時代のソフトウエアテスト』から得る越境型・能力開発のヒント」
●①検証業務の目標・課題を整理する
●②テストケースで実務要件を固める
●③テストのレベル・粒度を定義する


