2025.07/01日号|私たちはリサーチパネルをどう選ぶか
●事例②LINEリサーチ|アクティブな登録モニター・モニタ-組織の特長実証調査
●事例③ユニーリサーチ|AIによる自由回答の自動クリーニング機能
●参考①JMRA 村上智章さん|モニターのアンケート離れと調査データの信頼性失墜
●参考②日経リサーチ 鈴木真生さん|サンプリングによる誤差
「どのようなリサーチパネルを選ぶか?」という問いは、リサーチ業務を介した企業競争力に直結します。直接的には事業会社に関する話ですが、これはリサーチをサービスメニューとして持つ支援会社についても当てはまることです。
リサーチパネル環境は活況を帯びており、AIを実装したリサーチサービスの増加や、マクロミルのセルフアンケートツール「クエスタント」でスクリーニング機能が2月に実装されるなど、パネルリサーチの選択肢は広がっています。
リサーチを本職としない人にとっては、パネルよりも企業名の方が重要であり、正直「どの会社でもあまり変わらない」というのが普通の印象だと思います。つまり、対象サンプルの出現率と費用見合いで決めるやり方がほぼ慣例です。
一方、私自身の感覚では、もともとあったリサーチパネルの品質差はさらに広がっている実感があります。発注を行わない完全内製型の事業会社も無関係ではなく、むしろ管理・運用ルールを組織内で決定・徹底する岐路にあります。
今回のレターでは、調査会社による直近のリリースをもとにパネルサービスを選ぶ時の見識について考察していきます。同時に、このテーマに関連して見ておきたい専門家による最近の寄稿・提言も参考記事として紹介していきます。
🔍リサーチハック 101(2025.07/01日号)「私たちはリサーチパネルをどう選ぶか」
●事例①ネオマーケティング|モニター向けの回答精度チェック設問
●事例②LINEリサーチ|アクティブな登録モニター・・モニタ-組織の特長実証調査
●事例③ユニーリサーチ|アンケート調査でのAIによる自由回答の自動クリーニング機能
●参考①JMRA インターネット調査品質委員会 村上智章さん|モニターのアンケート離れと調査データの信頼性失墜
●参考②日経リサーチ 鈴木真生さん|アンケート調査のサンプリングによる誤差についての説明