2024.07/15日号|ユーザーインタビューにおけるAIツールの現在地

●良いところ①会話の再現能力は高い
●良いところ②発話のデータ化が一瞬
●良いところ③タイムスタンプが有能
●悪いところ①長い発話処理に不向き
●悪いところ②固有名詞の識別が弱い
●悪いところ③要約は作業レベルまで
菅原大介|リサーチャー 2024.07.29
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ユーザーインタビューにおけるAI活用の普及が進んでいます。AIを実装したツールの増加、AIによるアウトプットの精度向上などが進み、各種ウェブ記事やSNSのタイムラインを見ていても、実践的に活用する人が増えている印象です。

一方で、業務のオペレーションに関わるところなので、実際のところどのくらい使えるレベルなのかが重要です。物珍しさだけではアウトプットが負債になってしまいますし、従業員個人が使いたいと思っても組織の納得感も大事です。

そこでこの記事では、ユーザーインタビューにおけるAIツール活用の現在地を自分なりに書いてみます。事業会社の方はご自身の活用・導入判断の感覚合わせに、支援会社の方は活用時の品質の感覚合わせにご覧いただけると幸いです。

※本稿はごく一般的な使用法での所感を記載しています。設定や運用を変えることで解消されるペインまでは検討していません。また、使用するツールやそのバージョン、実査の品質などによりAIに対する評価は変わってくる前提にて。

🔍リサーチハック 101(2024.07/15日号)

「ユーザーインタビューにおけるAIツールの現在地」
●良いところ①会話の再現能力は高い
●良いところ②発話のデータ化が一瞬
●良いところ③タイムスタンプが有能
●悪いところ①長い発話処理に不向き
●悪いところ②固有名詞の識別が弱い
●悪いところ③要約は作業レベルまで

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