2024.06/15日号|リサーチの発注―包括発注か、個別発注か
●②包括発注のデメリット:×品質に凸凹が出る
●③個別発注のメリット:◎テーマや成果物に最適化できる
●④個別発注のデメリット:×個社対応が必要になる
●⑤組織や業務に合った発注スタイルの見分け方
●⑥結局、どちらの発注形式が良いのか?
リサーチの発注は、包括発注が良いのか、個別発注が良いのかー仕事実績に合わせて調査業務の拡大が起きると、スキルセットとキャパシティの両面から調査会社や支援会社への「発注」が視野に入り、状況に合った判断を必要とします。
あらためて、本稿で言う「包括発注」とは定性も定量も一社にまとめて発注を行う方法で、発注先は大手調査会社や代理店などになります。また「個別発注」は、案件や手法ごとに適切な調査会社や支援会社を都度選定する方法を指します。
事業会社の担当者としては、発注先が複数に分かれるとコミュニケーションコストは上がるので仕事は大変になります。とはいえ、そもそも異なる分野の調査を本当にワンストップで同じ会社に預けて大丈夫かという不安もつきまといます。
リサーチのメンター活動をしていると、「今は内製メインだけど徐々に調査会社への発注を考えたい」と考えている企業の方は多く、今回のレターではそのような今後発注を考えている方に向けて、ベストな選択を行う論点を考えてみます。
🔍リサーチハック 101(2024.06/15日号)
「リサーチの発注―包括発注か、個別発注か」
●①包括発注のメリット:◎知識集約ができる
●②包括発注のデメリット:×品質に凸凹が出る
●③個別発注のメリット:◎テーマや成果物に最適化できる
●④個別発注のデメリット:×個社対応が必要になる
●⑤組織や業務に合った発注スタイルの見分け方
●⑥結局、どちらの発注形式が良いのか?