2023.03/01日号|リサーチに優れた組織が行っている、すごい採用・育成の工夫
マネジメントの皆さん、リサーチ担当者のキャリアパスを示すのって難しくないですか?「今の仕事の先にこの境地がある」という未来を組織側で確保するのは他職種よりもハードルが高く、とりあえず当座の仕事(実査業務や分析業務)を任せたくてそれが二年三年と続いている、というのが実情ではないでしょうか。
最近では候補者側でも「技能としてはぜひ身につけたいけど、職制的にリサーチを極めてもその先がない」という実態が理解されつつあり、リサーチ業務の「スキル獲得上のインパクトは大きいけれどキャリアパス上はイマイチ」という、組織における位置づけの難しさが増しています(私も何とか変えたい職種課題)。
そこで今回は、最近見たリサーチ担当者を採用・育成する工夫を紹介します。紹介する事例は意外にもブランドや報酬体系には依存しておらず、組織での受け入れ体制をうまく提示することに力を注いでいます。リサーチに関与している読者の皆さんなら、所属組織での採用コンテンツを見直すきっかけになるかも。
そしてお知らせ。BtoBマーケティングの記事コンテンツがSNS上で話題の才流さんから、「アンケート調査コンテンツ入門」の記事が公開されました。こちらの記事は、調査票作成〜ツール選定までひと通り解説しているだけでなく、BtoB企業が行う自主調査で参考になるコンテンツ制作の事例まで紹介しています。
私も情報提供・記事監修で参加させていただき、記事中でもいくつかのノウハウや成功事例について触れています。優れたメソッドの普及に取り組まれている才流さんのラインナップにリサーチメインのコンテンツが加わることや、これまで地味にBtoB調査を手がけてきた経験を活かすことができて、嬉しい出来事でした!
🔍リサーチハック 101(2023.3/1日号)
「リサーチに優れた組織が行っている、すごい採用・育成の工夫」
●事例①サイボウズ
●事例②ミラティブ
●事例③アタマプラス
●あとがき
※紹介する事例は必ずしも「専任リサーチャー」を募集する内容とは限らないのでご承知おきください。また、内容は私がそれぞれのメディアを見ていた当時のものとなります。最新の状況はあらためてご確認ください。
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