2023.10/15日号|リサーチスキルで他部門とつながる力

●DX推進スキル標準①顧客・ユーザー理解
●DX推進スキル標準②価値発見・定義
●DX推進スキル標準③設計
●DX推進スキル標準④検証
●DX推進スキル標準⑤その他デザイン技術
菅原大介|リサーチャー 2023.10.27
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U-Siteで10月に公開された「UXとマーケティング:ビジネス目標とユーザー支援のバランス」(https://u-site.jp/alertbox/ux-and-marketing)の記事は、まさに2つの領域を行き来している自分にとってここ最近で最も共感した内容でした。

内容をサマリすると、マーケティングのリード獲得観点での施策が導入されることでUX体験が低下してしまうとか、ユーザー調査で対象者の発話をそのまま受け入れるべきかどうかのスタンスの違いなど、菅原の日常そのものでした笑。

記事では連携のポイントとして、共通点を上手く活かそう!という提言があります。例えば、市場情報やユーザー情報の知見を交換する、共同プロジェクトでペルソナをデザインするなどが挙げられており、これもすごく賛同できます。

そしてこれ以外にも共通点の見つけ方、つまりUX部門とマーケティング部門の協業方法ってあるな…?と思い、今回のレターでは経産省が公開しているガイドライン「DX推進スキル標準※」の定義に沿って考えていきたいと思います。

※DX推進スキル標準
経済産業省・IPA(情報処理推進機構)が2022年12月に公表したデジタルシフトを推奨するガイドラインで、「ビジネス変革のためのデザインスキル」として紹介されているユーザー調査の実施・活用に関する項目に焦点を当てます。

<b>https://www.meti.go.jp/press/2022/12/20221221002/20221221002.html</b>

https://www.meti.go.jp/press/2022/12/20221221002/20221221002.html

🔍リサーチハック 101(2023.10/15日号)「リサーチスキルで他部門とつながる力」

●DX推進スキル標準①顧客・ユーザー理解
●DX推進スキル標準②価値発見・定義
●DX推進スキル標準③設計
●DX推進スキル標準④検証
●DX推進スキル標準⑤その他デザイン技術

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